私が、まだ高校に行ってる時の家の水は
前を流れる谷の水でした。
雨が降れば濁るし茶色い風呂にも入ってました。
汚い話ですがケモノの糞尿も混じってたでしょうし
衛生的にも良くない水を使ってました。
私が東京に出たあと親父たちが中心になって
地元の山路に住む方たちが共同で使える水道を作りました。
今から30年以上も前の話です。
水は那賀川の伏流水でもある地下水を汲み上げ
近くの標高100mほどの山の水槽まで上げて
そこから組合員の家庭に分水してました。
その後、市の水道が各家庭に引かれたので
組合員が少しずつ減り現在は9組が残るのみ。
残った組合員で維持していくのが大変になってきたのですが
この地域は地質的に石灰岩で構成されていて
伏流水はキレイに浄化され消毒いらず
しかもミネラル豊富で美味しい水なのです。
水道を敷設して以来、初めて?のメーター交換に合わせて役員で水槽の掃除。
もう配管とかもヤバい状態だと思うからいつまで使えるか分からないけど
できるだけ後世に残したいと考えています。
市の水道の半額くらいで使えるという利点もあるので
いけるとこまで組合員で守っていきます!