2014年9月30日火曜日

堪忍袋の緒が切れた

永く悩まされてる獣の被害。
イノシシを捕獲する檻も
狸が二度かかっただけで
イノシシは、まったく入る気配がありません。
そうこうしてるうちに山は荒らされ
柑橘類は鹿にやられて
メインのスダチは今年収穫量が激減。
ウラ年でも、こんな少ない年はありませんでした。
もう我慢の限界です!
なので、山の敷地全体を網で囲う決意をしました。
これまで、あまりに広い敷地を囲うのには
労力や費用が膨大にかかるのでチョットためらってて
苗木や若い木には一本づつ網をかけてましたが
あまりにも被害が大きくなってきたので
もう全体を囲うしかありません。
檻を仕掛けてある段はワザとそのままにして
その上の段から網掛け。
50m網が何本必要なのかわかりませんが
こうなったら、もう意地です。
今にみてろケモノたち
ウチの敷地には一歩たりとも入れねぇ~ゾ!

2014年9月29日月曜日

問題です

この画面の中に擬態した虫がいます。
わかりますか?
里山クイズとしては初級編でしょうか?
私は鉢植えの木に水やりをしてて
コヤツが動かなければ
まったく気付きませんでした。
ザクロの枝に完全に化けてます!
一度見えてしまえば
どんなに擬態してても虫はムシ。


さあ皆さん、分かりましたか?
正解は
一番左の枝にシャクトリ虫が!
アップにすると、よくわかります。
こんなになってると、もっとわかります。
どのくらいの方が見つけたでしょうか?
まあ、正解しても何も出ませんけどネ!

2014年9月28日日曜日

今季3匹目

本来ならムシムシとした
梅雨の前後に多く見かけるのですが
今年は気候が異常なのか
こんな秋の朝晩もう肌寒い時期に
今季3匹目のマムシを捕獲。
実はコヤツ!昨日、栗の収穫体験に来てた
お客さんが見つけたのです。
栗の巨木のウロの中でトグロを巻いて
まさに、こんな感じで攻撃態勢に入ってました。
この体勢からマムシは跳んできます。
とりあえずマムシが動きそうな感じがなかったので
お客さんを見送ってから戻って捕獲しました。
栗を拾いに山に入る方、今季はまだ出ます!
注意しましょうネ!
またマムシ酒が増える、もう倉庫がいっぱいダ!
誰かマムシ酒買ってくれる人いないかな?

2014年9月27日土曜日

栗の実

北海道在住のお姉さんが
栗の実ってイガの中に3個もあるの?と
疑問に思ってたみたいで
実際に栗の実を見た事の無い方の為に
解説してみましょう。
栗の実には元になる実が3個あって
1個の実だけが大きくなると
このように2個が未熟となり
2個の実が大きくなると
一つだけ未熟となります。
そして…
3個全部が成長するとこうなります。
これが栗の完成形。
その年によってこの割合は変わってきますが
今年は台風で実が、ほとんど落ちたのと
天候不順に日照不足が重なって
1個だけ成長したのが多いです。
ただ1個だけ成長すると
3個分の栄養が集中するのか?
かなりデカい栗になります。
「実はデカく数が少ない」
今年は、そんな年です。

2014年9月26日金曜日

人となり

昨日の主役、公認先達 歩き遍路の会 会長の山下正樹さん。
その人となりが書かれた記事が
先日、大阪の朝日新聞夕刊に掲載されてました。
2014.9.11 朝日新聞 夕刊
記事を見ていただければ
山下さんが、どんな方か?
というのは分かると思います。

現在、地元の加茂谷では、へんろ道の会が結成されて
遍路道の修復や保存活動を地元のメンバーで行ってますが
山下さんは、その会の結成以前から加茂谷に足を運んで
早くから荒れ果てた遍路道の修復作業を
歩き遍路の会のメンバーを誘って行ってました。
その作業の拠点にウチの宿を利用していただいて
私達夫婦も、その活動を手伝わさせていただきました。
そんな縁もあって今回のインタビュー部分の収録を
ウチで!と指名していただいたのです。
皆さんも一度会えば、その人柄に惹かれますヨ!
今から放送が楽しみです。

2014年9月25日木曜日

懐かしい風景

もう10年以上前に東京に置いてきた昔の仕事。
そんな懐かしい想いが甦りました。
カメラ2台に照明、音声付のロケ。
私の現役の頃なら、当たり前のように行われていましたが
今の時代はディレクターが民生機のカメラを持って
一人で撮影ということが当たり前のようになってます。
こういうクルーを伴って旅番組なんかを
昔は私も制作してたな!と想いを巡らせました。

さて本題。
今回の撮影はウチの取材ではありません。
主役は、この方。
公認先達 歩き遍路の会 会長 山下正樹さん。
山下さんには地元の加茂谷へんろ道の会でも
遍路道の修復や保存作業で、いろいろとお世話になっています。
そして聞き手は、この方。
NHKの杉浦圭子アナウンサー。
私がディレクターデビューした頃
7時のニュースに出てて雲の上の存在です。
今回、撮影した番組はNHK Eテレ「こころの時代」
放送日は10月12日 5:00~6:00の予定。
朝早い時間ですが皆さんOAチェックして下さいネ!

2014年9月24日水曜日

配達の楽しみ

毎日毎日、農作業に追われて
ゆっくり自分の時間を作ることもできないのですが
今は注文を受けた品物を配達に出た時に
その場所で自分の時間を作るのが楽しみになってます。
これは四国の右下、日和佐。
なんか、ゆったりした時間が流れてて大好きな場所。
こちらは新加賀須野橋。
河口に近い橋で大きな船の往来が多く
船が通行できるように橋の部分が上下します。
橋マニアではありませんが
道路の部分が水平に上下する橋としては
日本最大なのです。
なんでもイチバンは興味があります。
通ってみると、あっけなかったですけどね!

2014年9月23日火曜日

プチ女性会議?

昨夜行われた楽しそうな会議。
さて、議題は?と
内容を確認したくても
私は男なので参加できず?!
いろいろあるので
メンバーの説明はしませんが
右はウチの女将です。

2014年9月22日月曜日

栗はウマイでち!

四国犬の血を引く猟犬のハズ?なのですが
なぜかナツとユウはミカンなど果物も大好き!
この時期は当然、秋の味覚「栗」。
人間と同じで生より茹でたのが好みのようで
ウマそーに食べてます。
几帳面なゆうは小さな実を両手で押さえて
牙で半分に割って器用に中身を食べてます。
相棒と同じオオザッパーなナツは
いきなりバリバリと殻ごと噛んで
こぼれた実を食べるという感じです。

季節の味覚は美味しいでちか?

2014年9月21日日曜日

事件です!

お昼前、相棒は宿の準備で不在
母はスダチの収穫、私は山の上で栗の下草刈り。
そろそろ昼だし山から降りようかな?
と思っていたところに
「ギャー!」という母の悲鳴。
急いで山から降りてみると。
これから植えようとしていた秋・冬野菜の
キャベツやハクサイなどの野菜苗が
何者かに全部食べられてました。
犯人はスグに確保!
コイツです。
野菜大好き、はっ作クン。
山の中に杭を打ってリードを抜けないように
縛ってあるのに、どうやって抜けたんだろう?
当初は烈火のごとく怒っていた母も
犯人が、はっ作ならしょうがないと許してくれました。
苗も買うと、けっこう高いんだヨ!
まあ、ヤギの耳に念仏?!

2014年9月20日土曜日

落ちてきた!

なんか一ヶ月も武蔵野大学の件で
気持ちが張りつめていたので
終わってしまうと腑抜けた感じです。

スダチの収穫作業も終盤ですが
コレも拾わねば!
栗が落ち始めました。
今年は台風でイガがほとんど吹き飛んでしまったのと
雨が多く日照不足で出来は、あまりよくありません。
右が標準サイズで例年なら左のような
重さが3倍くらいあるようなのも多く収穫できるのですが
今年このデカサイズは、ほとんどありません。
とりあえず大口注文を捌かないと…。
60㎏収穫できるかなぁ~?心配だ!

2014年9月19日金曜日

反省会

普段なら、こういう名の飲み会なのですが…
飲み会は飲み会でも実のある反省会でした。
一ヶ月間に及んだ武蔵野大学農業ボランティアの受け入れ。
この受け入れを実現した
加茂谷元気なまちづくり会のメンバーでの打ち上げ。
やっぱ地元、加茂谷の過疎や高齢化に
危機感を持ったメンバーの話は熱いデス!
少し前は一人で、この問題に向き合ってましたが
同じベクトルを持った方がこんなにいたのです。
もう嬉しくてたまらん!
今回は会のメンバーの反省会でしたが
近々、受入れ農家の方ともやろうということになりました。
できれば武蔵野大学の関係者とも一緒に語りたかったです。
良かったこともあります。
反省する点もありました。
しかし「鯉祭り」が紆余曲折あっても住民パワーによって26年続き
今や加茂谷の大きなイベントになっているのは周知の事実。
とにかく今は、この農業ボランティアの企画を
続けていく事が大事だと思ってます。
『継続は力なり』
来年は、よりいい内容で大学生を迎えましょう!
関係された皆様、お疲れ様でした!

2014年9月18日木曜日

8班三日目

武蔵野大学農業ボランティア
学生受け入れ三日目。
学生が2名増えて合計5名で作業。
徳島特産、スダチを収穫していただきました。
阿南市広報のカメラマンも登場。

8班、作業最終日ということで夜は学生達との交流会。
今夜は特別ゲストが登場!
阿南市のユルキャラ「あななん」。
あななん、学生達に大人気。
現在開催中のゆるキャラグランプリに一票を!
8班の皆さん、明日は加茂谷観光を満喫して下さい!
農作業ご苦労様、そして、ありがとうございました。

2014年9月17日水曜日

8班二日目作業


武蔵野大学農業ボランティア二日目は
ミカン畑の草刈り。
朝から典型的な秋晴れで炎天下の中
学生たちが頑張ってくれました。
10時の休憩時には…
3名とも暑さにダウンかと思いきや
昨晩メンバーと盛り上がり過ぎて
気付いたら3時くらいだったようです。
物音を立てないように気を遣い?
30分ほど、ゆっくりと休んでもらいました(笑)

午後の休憩は気分転換!
那賀川の河原でリフレッシュ!
6班の学生もそうでしたが
都会の学生は川を見ると
テンション上がるようです。
3名とも水切りにハマってしまって
休み時間中ずっとやってました。
もう今日はコレで終わりでいいかな?と思ってたのですが
「戻って残りの時間草刈りやります!」と言ってくれて
しかも時間になったので『もうここまででいいよ!』と言ったら
「キリのいいところまであと少しなので、もう少しやります!」
という言葉が学生たちから返ってきました。
もう50過ぎのオッチャンの目はウルウル?!
“最近の若者は…”なんて言葉は彼らには死語!?
なんか昔、親父に言われて
イヤイヤ農作業を手伝ってた自分が恥ずかしい。
こんな言葉を返すと嬉しかったんだろうなぁ~と…。
まあ、そんな親父は、もういませんけどネ!
今晩こそは、ゆっくり休んで
また明日ヨロシクお願いします。

2014年9月16日火曜日

8班初日作業

武蔵野大学農業ボランティア、第8班。
男子1名、女子2名が作業に来てくれました。
午前中、先月の台風被害で膝上くらいまで
水没したミカン畑で落ちた実を拾う作業でした。
この作業で今日1日かかるかな?と思ってましたが
午前中に終わりました。
若い力はスゴイ!
休憩中の一コマ。

午後はミカンの木の下の草刈り。
曇り空もありましたが
晴れてると、まだまだ暑い状況の中
よく頑張ってくれています。
慣れない作業で疲れたでしょう!
夜は早めに休んで、また明日ヨロシクね!

2014年9月15日月曜日

8班の下見

武蔵野大学の農業ボランティア。
7班と入れ替わりに8班が入村。
ウチは8班の学生を受け入れ予定で
5名が下見に来られました。
初めての囲炉裏を前に緊張したのか?
皆さん背筋まで伸びてキレイな正座(笑)
はっ作も学生にご挨拶。
なんか彼のことがやたらお気に入りのようで
舐められまくりでした。
はっ作クン男の子なのに?!

では明日からヨロシクお願いします。
私も早く寝とこ!

2014年9月14日日曜日

秋野菜の準備

夏野菜は散々な目に遭いましたが
秋の天候はどうなるでしょうか?
野菜担当の母は夏野菜が全滅した時
ヤル気を無くしていましたが
白菜や大根などの種を自分で蒔いたりして
だんだんヤル気が出てきました。
野菜オーナー用の苗も仕入れてきました。
キャベツ、白菜、ブロッコリー、カリフラワーなど。
さっそく植え付けしてました。
野菜オーナーの皆様、乞うご期待!

2014年9月13日土曜日

徳島人 十月号

今、発売中の徳島人に「かも道」の特集が掲載されてます。
実は、台風被害前の8月7日
阿南市文化振興課の向井さんと私が
編集者を案内してたのです。
7月号で、へんろ道の特集があったのですが
なぜか四国最古の遍路道といわれている
この「かも道」が抜けていたので
是非、取材を!とお願いしていたのです。
加茂町の一宿寺から21番札所太龍寺まで
約4.5㎞およそ2時間の道程。
道中、国の史跡や弘法大師にまつわる伝説など
最古というだけあって趣のある遍路道です。
お遍路さんじゃなくても興味のある方は
是非歩いてみて下さい。

オマケ
この時期、雨続きで湿度が高かったからか?
石灰岩に珍しいトンガリ殻の生きたカタツムリがいたのですが
このカタツムリで体長1㎝くらい。
皆さん、このカタツムリの上と右に
赤茶色のカタツムリがいるのですがわかりますか?
1㎜あるかないか、くらいの大きさです。
アナンムシオイガイかな?
でも色が違うような感じだな?!
このトンガリカタツムリの子供かな?
ま、こんなのも見れるということで!