2012年11月23日金曜日

阿波遍路道フォーラム

21番太龍寺周辺の遍路道についての魅力や
将来の整備と活用について考えるフォーラムに参加してきました。
先日、私と相棒は実際に遍路道を歩いてみて
昔ながらの古道の趣きの残る遍路道の重要さを感じていたのです。
これは今月17日付の徳島新聞の記事です。
平成22年に20番鶴林寺と21番太龍寺周辺の一部の遍路道が
国の史跡に指定されていたのですが
今回は太龍寺から22番平等寺への遍路道の一部が
追加指定される予定なのです。
遍路道は四国4県にまたがって、およそ1400kmありますが
国の史跡指定を受けているのは徳島の、この部分の遍路道のみです。
いかに歴史的にも重要な遺産なのかが、おわかりいただけますか?
でも今回、追加指定された遍路道は「いわや道」という道で
現在は使われておらず通行止めの看板が立っています。
現在、主に使っている太龍寺から平等寺への道は
本来使われていた歩き遍路の道ではないのです。
そして太龍寺へ登る遍路道には「かも道」という別ルートもあるのです。
こんな大事な観光資源、活用しないともったいないですよネ!
普段、地元にいるとこうした文化財的なものに
関心のある方が少ないのかな?というふうに思っていましたが
今回のフォーラムには主催者が驚くほどの参加者で
地元の方も多く参加していました。
とりあえず一度歩いてみたいですし
道を整備するイベントとかがあれば積極的に活動したいと思っています。