2022年8月14日日曜日

お盆の慣習

地域それぞれ形は違うと思いますが
家を継ぐ者の宿命として
代々の墓守という仕事も付いてきます。
お盆は先祖を自宅に迎えるので
仏壇にお供え物を用意して
御霊供を二膳用意し
ご先祖の位牌を位牌入れから出し
仏壇に並べます。
が、ウチは位牌入れが二つあり
数が多くて全部を前面に並べ切れません。
もう役所の戸籍には載ってない方がほとんど。
寺の過去帳でもないと詳細は不明。
そして
ご先祖さまが道に迷わないように
目印になる水棚を立て
ナスとキュウリの乗り物と
道中の食事になるお供えを用意して
昨日、お墓にお迎えに行って
ご先祖さんは今ウチで賑やかしくしてる…ハズ。
二日目の今日は番茶を仏壇に21杯お供えして
16日にウチから一番近い四辻に流します。
 *人に見られない時間に
その後ご先祖さまを、お墓に見送って片付け。

歴史の永い家を継ぐと
こういう慣習が待ち構えてます。
幸いウチの相棒は、こういうのを
黙々と、こなしてくれるようになりましたが
果たして今の若い世代は、どうなんでしょうか?
地域再生の足枷にならないといいのですが?
なのでウチは、お盆に泊まりに出かける
という事は出来ないな!