私が東京から戻ったのが2003年。
その頃ウチは2002年に亡くなった親父が
ハウスみかんの栽培をしてたので
山まで手が回らず、ほぼほったらかし。
竹林が山の半分ほどまで侵略してました。
最初の仕事は、とにかく採算の合ってなかった
ハウスみかんをやめて露地に戻し
山も再開墾して新しい果樹を植えていく
という作業の毎日でした。
このスモモの木は当時、私の背丈以上の草に覆われていて枯れていると思ってました。
でも次の年、新芽が出て現在は見事に復活。
しかも握り拳くらいのこの場所で枯れかけてたスモモ。
このスモモは皮が赤くなっても実が生るまで何の果樹かも分かりませんでした。
まだ完熟でなくて酸っぱいです。
ご覧のように黒褐色になってやっと完熟になり
スモモ特有の香りを放ちメッチャ甘いです。昔は赤い状態で収穫してたから
「スモモ」っていう名前になったのかな?