コロナの影響で、いろんな体験作業が
すべて中止の状態で八十八夜を過ぎた茶葉も
ほったらかしになってました。
ウチの茶葉は栽培してるのではなく
元々自分の家で自家製のお茶を飲めるように
メインの果樹の邪魔にならないよう
段の端などに植えられてて勝手に育ってます。
ほったらかしとくのも
もったいないので新茶を作ることに。
相棒にも手伝ってもらって茶摘み。
新茶の茶摘みは一芯二葉。
この時季の茶葉の新芽は柔らかくて
鉄板の上に乗った瞬間から、いい香りが漂います。
昔、焼きそば作ってた腕が活きます。
出来るだけ焦がさないように
水分を飛ばして
手揉み。
これがまたヤケドするくらい熱い!
でも「鉄は熱いうちに打て!」鉄じゃないけど(笑)
体験作業してもらって感じる事は
同じ作業しても揉む人によって味が変わる事。
熱さに耐え沢山出来ました。
乾燥したら手揉み緑茶の完成です。
東京から戻って毎年揉んで、もう17回。
だいぶうまく揉めるようになりました。
なぜ急に思い立ったか?というと
まもなく果樹の農薬散布が始まるから。
元々お茶は、ほったらかしなのですが
どうしてもドリフトで農薬がかかってしまうので
無農薬の状態で、お茶を作れるのは今しかないのです。
無農薬手揉み新茶が飲めるなんて贅沢だよね!