今でも古い慣習の残ってる地域には
冠婚葬祭などで住民同士が手伝い合う
講組という組織が残ってると思いますが
それのお寺版?
四国霊場22番平等寺には全国各地に信者がいて
講組があったようです。
これは神戸市にあった平等講が大正13年に
平等寺を参拝した際、記念に奉納した扁額です。
平等講は大正10年頃、当時の谷口津梁師が組織したといわれていて
主に各地の霊場を巡拝するのが主な目的だったとのこと。
普通の住職なら「あ~そうなんだ」で終わるところですが
ココの副住職はタダモノではありません。
平等講は、ここ数十年活動も無く講員も残っていないようなのですが
解散した史実もないし今回改めて講員を募集して「復活します!」
とのことで、こんな大事な広報用のミッションに
指名していただいて参加してきました。
ホントは女将が出席できればよかったのですが
色気無くてスミマセン。
今後、平等講はどんなことをやっていくかといいますと
11月の高野山巡拝を皮切りに四国霊場参拝
西国霊場参拝、真言宗十八本山参拝などの巡礼
そして遍路道の整備活動などの社会奉仕活動を行っていくようです。
正式な募集要項は6月に発表されると思いますが
詳細は平等寺に、ご確認下さい。
今後の楽しみが、また一つ増えました。
あとがき…
お盆には子供さんが楽しめる夏祭りを計画してて
目玉は本堂から大師堂へ女坂を利用して
ソーメン流しをやるそうです。
あの初会式の賑わいが、また見れるかな?
ホンマ副住職の発想や行動はスゴイわ!