もう今日は、この話題しかないでしょう。
ほんの3年ほど前は地元の人間でありながら
「かも道」の存在すら知りませんでした。
5年ほど前から、お遍路さんを受け入れるようになり
受け入れるなら自分も四国遍路について勉強しないと!
と思うようになって20番鶴林寺から21番太龍寺
そして22番平等寺へと繋がる遍路道を実際に歩いてみて
貴重な道が残っている事を知りました。
今使われている遍路道の一部が先に国史跡に指定されたのですが
講演会などを聞きに行く過程で廃道になっているが
地元に一番古い遍路道が残っているということを知りました。
それが「かも道」でした。
貴重な遍路道を維持・管理していくために
地元有志で「へんろ道の会」が立ち上がり
整備やウォーキングイベントを行ってきました。
そうした地道な活動が、ようやく報われました。
でも私達が活動する前から
この日のために尽力された方がいます。
地元、阿南市文化振興課の向井さん。
人知れず測量し少しずつ整備を進めていて
この方がいたからこそ「かも道」にスポットが当たったのです。
今回指定されるのは「かも道」の一部です。
全てが史跡になるように
そして最終目標の世界遺産登録に向けて
この貴重な道を保存・維持して
後世に残していかなければなりません!
道は人が歩かなければ廃れます。
お遍路さんだけでなく、いろんな方に歩いていただいて
応援していただければ!と思っています。