果樹、特に柑橘類には沢山実の生る表年と
不作のウラ年が顕著に出ます。
今年のスダチの枝。
まだ手をつけてませんが
ほとんど実が付いてません。
典型的なウラ年です。
でも農家の方なら分かると思いますが
生穂(なりほ)だらけ!
生穂とは来年実の生る枝の事です。
つまり来年は表年になるということなのですが
大事なのは生らす加減。
そのままにしておくと来年は豊作ですが
再来年は、また不作になる可能性が高くなります。
なので剪定して、この生穂を減らして
来年エネルギーを目いっぱい使わないように
余裕を持たせてやるのです。
ただ生穂を減らしたからといって
毎年ちゃんと実が生るとは限らないのです。
果樹と女心は難しい?!
不作の年に、この採り籠一杯採るのはタイヘン!
早く大口注文を捌かないと!